気付けば僕の隣にはいつでも君がいて、季節は穏やかに流れていく。君がくれるたくさんの優しさに僕はいつも救われているんだ。
2014.12.27 Sat
2014.12.05 Fri
2014.11.15 Sat
2014.11.07 Fri
ふと見上げた空は
なんだかまるで、博覧会のようだった。
様々な雲が広く散らばり、
夕暮れがそれを朱から紫へと染めていく。
基本的には晴れ、なのだけれど
先刻雨もぱらりと少しだけ降った。
ああ、もしかしてと
交差点で目を凝らして見たならば
助手席の窓の向こうに、短な虹がうっすらあって。
ハンドルに両手を乗せて一呼吸。
誰かあの虹に気付いているのかな。
そんなことを思ったら
君の声が聞こえた気がした、なんて
僕らしくないのかもしれないけれど。
でも、
今更、気恥ずかしいばかりだけれど
今本当にそんな気がしたんだ。
なんだかあんまり夕焼けが綺麗だったから、と
なんだかあんまり夕焼けが綺麗だったから、と
そんな言い訳をしてみても
やっぱり君は、笑うだろうか。
2014.10.22 Wed
日が落ちればあっという間に気温は下がり
もう少しばかり厚手の上着が恋しくなる。
君の手には暖かなカフェオレ
この季節の定番の優しい味は君にとても良く似合う。
ちょっと前までは半袖だったのに
気付かないうちに捲られたカレンダーも
いつの間にか伸び気味の襟足も
確かな時間の流れを示しているけれど
こうして君と話していると
ずっと前からきっとこんな風に過ごしてきて
これからもこうして過ごしていくのだろうと、
それが当然に思えたりするのだ。
季節はどんどん移り変わり、
去年の僕たちと今年の僕たちは
同じようでいて、絶対的にどこかは違うとわかっていても
僕はこの時間の流れがなんだかとても愛おしくて。
ねえ君と
ねえ君と
来年のこの季節も
優しい時間が過ごせるといい。
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